Column 私のコラム

阪南市の交通機関について知ろう

皆さんは毎日の通学や通勤、買い物でどんな交通手段を使っていますか?

地域の交通手段は、私たちの暮らしを支える大切な存在です。

2025年春に南海ウイングスバスの一部路線が運行を終了したことを受け、改めて阪南市の交通機関の役割や魅力を見直してみたいと思います。

 

🚃電車:「大阪市内と繋がる快適なアクセス」

皆さんにとって交通機関と聞いて一番最初に何を思いうかべるでしょうか?

私にとっての交通手段といえばやっぱり電車。

阪南市には「南海電鉄本線」と「JR阪和線」の2路線通っており、

大阪市内まで乗り換えなしでアクセスできるのが大きな魅力です。

 

■南海電鉄本線

南海電鉄本線には尾崎駅・箱作駅・鳥取ノ荘駅の3駅があり、中でも尾崎駅は阪南市内で最も利便性が高い駅のひとつ。南海なんば駅まで乗り換えなしで一本。約50~60分でアクセスできます。さらに嬉しいのは急行電車が停止するという点です。

大阪市内へのアクセスがスムーズにできます。



■JR阪和線

JR阪和線には和泉鳥取駅・山中渓駅の2駅でJR阪和線は主要駅、天王寺駅や大阪駅(※一部直通)紀州路快速で天王寺まで乗り換えなしで約50~60分ほどで通勤や通学にも使いやすい路線です。

大阪方面だけでなく、和歌山方面へも繋がるJR阪和線ですが、自然豊かな山中渓駅周辺では桜の名所としても知られています。交通機関が観光や季節と繋がるのも阪南市ならではの魅力です。



🚎バス:「地域密着で暮らしを支える存在」

阪南市では地元の人達の移動を支える2種類のバスが運行しています。

 

■さつき号(コミュニティバス)

「さつき号」は市民の交通手段を確保し生活領域を広げることを目的として2003年(平成15年)から運行がスタートしています。



 

「さつき号」は主に6つの主要コースで運行されています。

・尾崎コース

・山中渓・桜ケ丘コース

・緑ヶ丘・さつき台コース

・光陽台・舞コース

・桃の木台・万葉台コース

・いずみヶ丘・箱の浦コース



運行エリアが市内全体をカバーしており、駅から離れた住宅街や高台の団地に住む方の大切な足となっています。バスには車椅子スペースも設けられており車椅子のまま乗車が可能です。

各コースの詳細な時刻表や停留所情報は阪南市の公式ウェブサイトから確認できます。

阪南市公式ウェブサイト

 

■南海ウイングスバス

「南海ウイングスバス」は当初、尾崎線・イオン尾崎線・阪南スカイタウン線と3路線運行されていましたが、近年バスの利用が少なくなっており、尾崎線(尾崎駅~イオンモールりんくう泉南を結ぶバス)は2025年4月に運行を終了しています。

「南海ウイングスバス」の詳細な時刻表や停留所情報は南海ウイングスバスの公式ウェブサイトから確認できます。

南海ウイングスバス公式ウェブサイト

 

💰運賃と利用条件

「さつき号」は1乗車100円です。

障がい者または未就学児は無料対象となり事前に無料乗車券を申請することで乗車できます。また第一種障がい者の介護者についても障がい者手帳を提示した場合は、運賃が半額になるなどの運賃割引が設けられています。

2018年の実績では利用者の約2割が無料乗車証・運賃割引対応による利用です。

「さつき号」と「南海ウイングスバス」は重複して運行している区間があり、

同じ区間でも料金に差が出てしまうので注意が必要です。

 

「さつき号」では、現金や交通系ICカードでのお支払いが可能です。

「南海ウイングスバス」では、2024年からスマートフォン用の乗車券アプリ「QUICK RIDE」が導入され、定期券も利用できるようになりました。これにより、クレジットカードやPayPayなどを使ったキャッシュレス決済にも対応しており、より便利にご利用いただけます。

https://www.quickride.jp/



 

🚖:タクシー「柔軟性とサポート力が魅力」

阪南市では南海電鉄本線・尾崎駅西口にタクシー事業者により設けられています。



電車やバスでは行きづらい場所にも対応できるのがタクシーの強みです。

暮らしの変化に対応した多彩なサービスがあります。

■サポートタクシーの取り組み

妊婦さんや子育て世帯を対象にした「ママサポートタクシー」や

運転免許を返納された高齢者への割引サービスなど、目的に応じたサービスがあり

移動が難しくなっても安心して地域で暮らし続けられる仕組みが整っています。

第一交通ウェブサイト

 

 

2018年(平成30年)より「阪南市公共交通基本計画」が計画されており、

今後の人口減少と高齢化に対応するため、公共交通と自動車交通をうまく組み合わせ、まちのにぎわいを生み出すことで、持続可能な公共交通を目指しています。



 

交通の便利さは、暮らしの質にもつながります。

通勤・通学だけでなく子育てや高齢者の生活支援にも繋がる阪南市の交通機関。

何気なく使っている交通手段も私たちの暮らしを支えてくれる存在です。

これからも地域の交通を大切にしながら、私自身も電車やバスをもっと上手に使って地域の良さを実感していきたいと思います。みなさんもぜひ、阪南市の交通機関を上手に活用して、もっと快適で豊かな暮らしを楽しんでみてください

 

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